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頑張る投資家YUKI 第16話 「お風呂場の水漏れからの悟り:不動産投資ではなく不動産経営にマインド修正」

■不動産投資を始めたのはお金のため

寒い日だった。
自主管理している戸建ての入居者さんから電話がかかってきた。

「お風呂場の水が止まりません。とりあえず元栓を止めて対応しています。」

すぐに知り合いの業者さんに連絡したが連絡が取れず、結局訪問は翌日、水道屋さんを連れて対応は数日後になった。

古いお風呂場で、何が悪いか分からないため一度タイルをはがし直すことになった。

でも実は今までも水漏れはずっとあったという。

指導してくださっている先輩に相談したら、工事費はもちろん、高くなった分の水道代、そして「お見舞金」としていくらか包むようにアドバイスされた。

これを聞いて正直、ケチな心が出てしまった。

「工事費や水道代は分かるが、何でお見舞金まで出さないといけないのか?」
そんな気持ちになった。

そもそも不動産投資を始めたのは「お金」のためだった。
だから手元からお金が出ていくことに抵抗感があった。

■不動産投資ではなく不動産経営に

しかし考えてみれば小さな孫も一緒に住んでいる家族。
例え数日とは言っても、元栓を開け締めしながらお風呂に入ったり、生活したりするのはかなり不便なことだった。

「そうか、僕がやっているのはマネーゲームではない。僕は入居者様に住環境を提供するサービスを行っているんだ!」

「パン」と何かが弾けるような感覚になった。
自分のために始めたビジネスだったが、初めて相手のことを考えた瞬間だった。

結局、工事は簡単なもので済み、大きな出費にならなかった。
水道代は入居者から漏れを証明する資料を水道局に提出し、漏れた分を請求すればバックされることを入居者自身で聞き取ってくれ請求してくれた。

そして「お見舞金」だが、とても感謝して受け取ってもらえた。

他者貢献していく中で、返ってくる信頼や感謝としてのお金(家賃収入)。
そんな好循環を作り出す行動を初めて取れた気がした。

「不動産投資ではなく、不動産経営を」
経営者として少し成長できたかな。

【解説】

今回このようなエピソードを書きましたが、気をつけたいのはサービスだからといって全て相手の言いなりになれば良いということではないということです。
決められた予算や契約の中で、相手のために自分ができる最大限のことをしていきます。

自分が得して、相手が損するのもだめ。
自分が損して、相手が得するのもだめ。
もちろん両者が損するのもだめ。

そこで大事なのは取引しない(「NO」と言える)選択肢を持ちつつ、「WIN-WIN」の関係を築くことです。

もう1つ伝えたかったことは、不動産投資には、株やFXなどの投資と少し違う魅力があるということです。
入居者だけでなく、業者や税理士、投資家仲間などたくさんの人と出会えるのが不動産経営です。
「建物などが好きで、人と関わるのが好きな人」は、是非始めてみてください。

…続く… 

第17話 「戸建て退去 感謝の気持ちを込めて」

writer.頑張る投資家YUKI
(不動産投資歴2年、メガ大家の教えを実践中)

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