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頑張る投資家YUKI 第13話「準備した者だけがチャンスを掴める(法人設立の戦略がはまる)」

■銀行からの電話

無我夢中で1棟目購入に向けて駆け回っていた僕たち。

そんなある日、銀行Aの担当者から電話がかかってきた。

「〇〇さん、紹介したい物件があります。近日中にお会いできませんか。」

胸がドキドキした。

思いつきの提案ではなく本気度が伝わってきたからだ。

■利回り16%の軽量鉄骨(条件付き)

その翌日、僕たち夫婦は銀行に向かった。

いつものように応接室に通していただく。

余談だが銀行Aの担当者は、本題に入る前に必ず雑談を入れられる。

入室し一礼。
座るよう促されてからソファーに座ると担当者の方が話題を振ってくださる。
「仕事は忙しいですか?」や「今日子供たちは誰に預けてきたのか?」など質問。
話し始めてから1分くらいすると、受付の方が途中でお茶を入れに入室。
感謝の言葉を伝えて、雑談を続けていると担当者が思い出したかのように、「とろでですね。」や「さて今日はですね。」と本題への振りが入る。

こんな流れだ。マニュアルがあるのではないかと思ってしまうほど毎回同じパターンなので、通い詰めた僕たちはそれを楽しんでいたが、この日ばかりは早く本題に入ってほしかった(笑)

「○○市、築27年軽量鉄骨1棟8戸1600万、自己資金100万、昨年外壁塗装済み、現在満室、表面利回り16%、どうでしょう?」

驚いたのは、事業計画、融資想定など全ての話が出来上がっていたことだ。

「条件は12月中の決済と保証協会をつけていただくことです。」

後必要なのは僕たちの返事だけだった。

■なぜ私達に話が回ってきたのか?

まず銀行融資は、本部決済と、支店長が決済できる支店長決済がある。

この支店長決済は、銀行によってその限度額と条件が決められているが、今回の物件価格は支店長決済の枠内だった。必要な条件としては「法人への融資で保証協会付き」という条件だった。

11月末、銀行Aも年末までの目標数値があった。

実は、僕たちに話をもってくる前にこの物件で話を進めていた方がいたそうだ。
しかし話がまとまる直前、その方の妻が「承諾しない」といきなり話がストップさせてしまったらしい。

困った銀行Aは次の候補者として白羽の矢が立てたのが僕たちだった。

・既に法人は設立済み(もし提案を受けていてからの法人設立だったら12月決済には間に合わなかった)
・全ての属性資料は提出済みで、評価済み。
・何度も融資申し込みをしており、人物評価できる。

この3点が揃っていたために、実績がない僕たちだったが銀行Aの支店長は融資する決断をしたのだ。

【解説】

さてこの話から学べることはなんでしょうか。
それは「準備した者だけがチャンスを掴める」ということです。
(法人設立については第9話「同時に法人を立ち上げる」https://www.rl-group.jp/2020/10/12/797/ を御覧ください。)

では僕たちに先を見通す力があったのかというとそういうわけではありません。
それは先に生きた先人、メガ大家から受けた「知恵」だったのです。

何か始める時、その分野で成功を収めている人を見つけ、指導を受けることが大切です。
ではどのようにその人を見極めるかというと「実績」です。
アドバイスしている人自身がその分野で実績を上げているかどうかを確認してください。

メガ大家始め僕たちは幸運にも実績のある多くの現役投資家に出会うことが出来ました。
それが本当に感謝でした。

…続く… 

第14話「成功者の決断の方法 一級建築士と先輩の存在」

writer.頑張る投資家YUKI
(不動産投資歴2年、メガ大家の教えを実践中)

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